2020年度の冷間圧造用(CH)鋼線出荷実績は前年比14・3%減の131万2728トンとなった。コロナ禍で上期に主力の自動車関連向けが急減したことが影響し、リーマン・ショック後の09年度以来の低水準となった。一方、直近の21年1~3月期は前年同期を上回っており、年度末に向けた第4四半期に需要が急回復したかたちだ。線材製品協会がこのほどまとめ...