国土交通省の建築着工統計を基に試算した2020年度の鉄骨需要量(換算鉄骨量)は前年度比9・7%減の412万1500トンだった。2年連続で前年実績を下回ったが、懸念されていた400万トン割れは回避した。20年12月まで9カ月連続でマイナスだったが、21年1月以降は超大型案件の数値が計上されてプラスに回帰し、全体を底上げした。 構造別で見ると、...