経済産業省が4月30日に公表した、一般缶の需要規模を示す3月の出荷量は、前年同月比11・7%増の5275トンだった。落ち込みが大きかった前年同月(14%減)の反動に加え、「緊急事態宣言が解除後の土産物や贈答品の購入が一定程度あった」(メーカー営業担当)との指摘も聞かれる中、2カ月連続のプラスで昨年12月以来の5千トン台に持ち直した。出荷に比...