栃木、群馬、茨城の北関東3県には建築鉄骨向け切板加工を手掛ける、いわゆる「建材型」の厚板シャー・溶断業大手が多く立地。“激戦区”と称され、各社がしのぎを削る。 これまで地場鉄骨向け切板需要の低迷で切板価格は反発機運に乏しかったが、ようやく細かい小口の即納モノを中心に実需が出始めてきた。メーカーの相次ぐ値上げを背景に母材の仕入れ値は続騰。こう...