関東地区のニッケル系ステンレス棒鋼が約1割(約5万円)上伸し、SUS304種=55万円どころ中心となっている。メーカーが1月契約分から約1割の値上げを実施し、需給が引き締まっている市場環境の下で、4月に入って流通の値上げ転嫁が浸透した。 ステンレス棒鋼の荷動きは昨春以降、低調続きだったが、年初来、「徐々に回復している」(扱い筋)との声が聞か...