日本電線工業会は2021年度のアルミ電線需要見通しを発表した。各分野の合計量は3万トンで前年度比2・9%減。主力の電力向けに加えて、輸出向けも前年割れし2年連続での前年割れとなると予測している。 分野別の動向は鉄塔に敷設する架空送電線など電力向けが1万7千トンで同0・6%減、その他内需が6千トンで同3・4%増、輸出向けが7千トンで同12・5...