市況はメーカーの強い値上げ姿勢を受けた流通の転嫁実施で強含み感を増している。 薄物は新築向けが低調。雪害修繕は一部地域に限られる上、修繕以外に派生する工事も少ない。厚物は物件薄で6月末から見えてくる印象。コロナ禍による米の消費量減少を背景に保管用の低温倉庫案件が散見される。 新値玉の入荷を目前に値上げ転嫁は急を要する一方、需要は力強さを欠き...