早くも年度末を迎えるが東京地区の溶接鋼管類は引き続きメーカー値上げ転嫁への注力が続いている。実需は全体的にさえない状況だが、追加でメーカーによる大幅値上げが控えており、早期の新値浸透を目指す。 一部品種では母材コイルの価格や調達状況によりメーカーからの供給もかなりタイトになっている。ただ販売が盛り上がらないため、市中在庫にそれほどひっ迫感は...