名古屋地区の酸洗鋼板は、引き続き品不足感が強い。他地区からの販売圧力なども感じられない。足元は通常の6~7割の仕入れ量にとどまらざるを得ず、販売量も抑えられている。 仕入高にともなう値上げも順次進めており、浸透してきている。今後、需要の出方によっては値上がり分を完全に転嫁できるか難しい感じもある。足元は正念場といえるが、4月以降の局面にも十...