日本伸銅協会は26日、2020年1~12月の生産統計の速報値を発表した。総量は64万3958トンで前年比14%減。新型コロナウイルス感染拡大により自動車、住宅設備関連の需要が振るわず、銅条や黄銅棒・条、銅管などほぼすべての品種が前年を下回った。オイルショックの影響で低迷した1975年以来の低水準となった。 品種別の動向は、生産量の最も多い銅...