日本製鉄は19日、鉄鋼需要の低迷を受けて一時休止(バンキング)していた東日本製鉄所鹿島地区(茨城県鹿嶋市)の第1高炉を再稼働させたと発表した。自動車向けを中心とした国内外の需要回復に対応するため、同日午前に約9カ月ぶりに操業を再開した。これにより日本製鉄の高炉は全14基のうち、12基が稼働する体制となった。 鹿島第1高炉は、新型コロナウイル...