――足元の事業環境と今期の展望は。 「昨年前半に鉄鋼各社が大胆な設備の集約化をはじめとする諸施策を出され、石灰石の出荷が減少していた中でコロナ禍が追い打ちとなり、上期は厳しい結果だった。通期でもこの流れは大きく変わらないと思うが、下期予算策定時に比べれば経済が回復傾向となり、石灰石は多少の上振れが期待できるし、金属では銅価格の上昇が下支えにな...