昭和電線ホールディングスの中核事業会社である昭和電線ケーブルシステム(本社・川崎市川崎区)は建設用電線の製造体制効率化や、高機能電力部品の増強投資など市場の変化をにらんだ施策を推し進める。加えて収益力強化に向けた事業構造改革や、最新技術を導入した生産現場の変革にも余念がない。同社の指揮を執る川瀬幸雄社長に成長に向けた事業戦略を聞いた。(古瀬 唯)