機械構造用炭素鋼(SC材)は横ばいを維持している。マーケットは新型コロナウイルスの影響で停滞感があるものの、流通筋は焦り売りすることなく適正な販価を守っている。 建設機械や自動車向け部品の下請けなどの需要家は一部で稼働日数を減らすなどの対応を余儀なくされている。 鋼材流通の出荷量、加工量も影響を受けており、4月から月を追うごとに注残の量が減...