東京特殊電線は銅合金製の電子部品用検査針「コンタクトプローブ」の生産増強を完了した。2019年度に、前年度比で供給能力を2割拡充。検査対象の電子基板や半導体では高性能化のため回路の高集積化・微細化が進み、検査に使う針には細径化が求められている。同社は細物を高精度に製造できる特殊技術を生かし受注を拡大させており、能力増強はその対応が狙い。検査...