JFEスチールは23日、西日本製鉄所福山地区(広島県福山市)で約400億円をかけて建設していた第3焼結機が稼働したと発表した。自前の焼結鉱を増産し、割高な外部購入の鉄鉱石ペレットを減らす狙いで17年4月から建設を進めていた。福山地区は今後、鉄鉱石ペレットの購入量を基本的にゼロにできる。生産コストの大部分を占める上工程のコストを減らし、競争力...