鋼製容器の出荷本数をめぐり、2019年暦年で前年を下回る動きが相次いだ。容器の種類によって用途ごとの増減は動きが分かれるものの、いずれも全体に占める割合が上位の化学向けが落ち込み、出荷水準の下振れ要因となっている。 ドラム缶工業会と全国18リットル缶工業組合連合会が19年暦年についてまとめた出荷本数は、200リットルのドラム缶が前年比3・7...