サッシ アルミサッシ大手は平成の30年間で大規模拠点の開設・増強やM&A(合併・買収)などで急速に海外の事業基盤を拡げた。国内での価格競争力強化や海外需要の捕捉、非建材事業の拡大などその目的は実に様々だ。 LIXILはサッシを一貫生産するタイの一大拠点トステムタイを平成に入り段階的に増強。日本向け製品の価格競争力強化を主に狙いつつ、外需も捕捉...