財務省の通関統計によると、18年(暦年)における高炭素線材製品の輸入総量は、前年比4・8%減の18万6999トンだった。年の前半から中盤にかけて前年同月を割り込む水準で推移。品種全体で構成比率が高い、鋼より線と単線が落ち込むなどして、前年の増加から再び減少に転じた。 主な品種別では、鋼より線が11・0%減の5万9770トン、鋼索が0・7%増...