昨年7月、ある国際会議の議長を務める機会があった。「圧入変形」の科学や工学を議論するマニアックな会議であるが、小職にとってはホームとも言える分野である。 1996年に第1回が開催され、今回で6回目。日本での開催は初である。96年当時、小職はまだ大学院生の身分で参加した。それ以来、皆勤を続けてきた実績が認められたのか、4年前の前回会議で今回の...