東海コイルセンター工業会の創立60周年、誠におめでとうございます。日本のモノづくりを支える東海地区において、60年の歴史を刻まれた貴会の功績に深く敬意を表します。小河会長におかれましては現在、全国コイルセンター工業組合の理事長も兼任されており、名実ともに業界の「要」として、強力なリーダーシップを発揮されていることに心強さを感じております。
前回の50周年からこの10年の環境変化は激しく、多くの課題が山積しております。昨年9月、小河会長が兼務される全国コイルセンター工業組合より再発出された「適切な事業環境整備」の文書は、人件費上昇に伴う「労務費」と老朽化が進む「設備の保全・更新費」の確保を、事業継続の喫緊の課題と位置付けました。
AI化が進もうとも、現場改善や小集団活動を生むのは「人」であり、適正な待遇なくして人材の定着はありません。同文書の発信は、業界の健全化に向けた極めて力強い支援であり、改めて深く感謝申し上げます。
また本年1月施行の「中小受託取引適正化法」は、支払サイトの60日以内短縮など、サプライチェーン全体の適正化を後押しするものです。昨年のAD調査や度重なる啓発活動により、大手需要家の加工賃是正への理解も進み、今、足元では確実な「うねり」が起きています。いまだ道半ばではありますが、皆さまの真摯な活動が実を結び、貴会が60周年を迎えられた2025年度が「変革の年」として記憶されることを強く期待しております。貴会のますますのご発展を祈念し、お祝いの言葉といたします。



