解説/日本製鉄の「2030中長期経営計画」/国内=環境悪化でも収益力向上/海外=成長戦略で飛躍的利益拡大/人と先進技術「国内で培い世界へ」
今回の2030中長期経営計画は、連結実力利益1兆円以上の実現を目指している。国内は今後5年間、内需減・海外市況低迷・諸コストアップという環境悪化が見込まれるが、増益要因を積み重ねて収益力向上を図り、足元並みの連結実力利益5千億円以上の利益確保を図る方針だ。 一方、海外は米州・欧州、インド、タイという重点3地域において鉄源一貫生産を強化し、グ...
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