厚中板は店売りマーケットにおける末端実需に精彩を欠き、市中の荷動き、引き合いとも依然として小口当用モノの域を出ずにいる。このため市況も総じて弱含みムードを脱せずにいるが、厚板母材については「ここにきて下値を確認する雰囲気が台頭しつつあり、大底入りも近いのでは」(首都圏の有力販売店)との見方も。 実勢は、中板の無規格品(3・2ミリ、ベース)=...