厚板は相変わらず店売りマーケットにおける末端実需が低調だが、年度下期に入り建設関連の基礎土木工事が一部で始動。それに伴って鋼管杭用厚板の動意や敷鉄板の現場搬入の動きが徐々に出始めつつあり、当該の加工・流通業からは「好転への変化の兆しが見られる」との期待感も。 市中実勢は母材ベース(国内品、SS400規格)=12万8千円どころだが、下値ゾーン...