群馬県から栃木県にまたがる両毛地区の条鋼建材や溶接鋼管類は、上値をうかがう展開。メーカー値上げが相次ぎ底値感は醸成されつつあるが、需要が低迷するため上伸力を欠いている。直近8月の鉄骨需要はさえない。国交省の8月着工統計から試算した栃木、群馬両県の鉄骨需要量は、合計で前年同月比41%減の7981トンと1万トンを割り込んだ。6月は16%増の1万...