富山地区のH形鋼など一般鋼材は全般に低調な荷動きにとどまっており上値の重い展開が続きそうだ。メーカーは諸コスト高から値上げ姿勢を鮮明化。流通もそれに呼応し、製販ともこれまでのジリ安基調に歯止めをかけようとしている。ただ足元の需要環境は建設業・製造業とも復調の兆しを見せず好材料に乏しい。 鉄スクラップは為替の急速な円安進行を背景に、先週9日の...