足元は強含み。7日の東京製鉄による買値引き上げ後も、さらに円安が進んでいる。 足元の上げ要因と言えば為替の円安だけ。電炉メーカー各社の生産は低水準で夏季だけでなく年中減産といった感覚だ。市中発生も少なく品薄が続いており、需要増が市況をけん引している訳でもない。決してうれしい市況環境ではない。ただ、自民党総裁選の結果を受けて、為替は1ドル=1...