磨棒鋼は現行値圏内で推移している。市中相場は10ミリ=32万3千円、50ミリ=32万1千円どころ。 労務費をはじめとした経費高騰による収益悪化を背景に、二次加工メーカーが大手ユーザーおよび流通に対して強い販売姿勢を維持している。店売り問屋は仕入れ値が下がらない上、実需不振も相まって単価を引き下げていない。散発的な価格対応が見られながら当面横...