財務省が26日公表した貿易統計によると、8月のステンレス冷延コイル・鋼板の輸入量は前年同月比17・1%減の1万5331トンと若干低下した。このうちニッケル系冷延は同23%減の1万2327トンとなった。日本政府が7月下旬から中国、台湾製のニッケル系冷延に対してアンチダンピング(AD=反不当廉売)調査を進めているが、この影響が輸入動向に反映され...