財務省の貿易統計や日本鉄鋼連盟の発表をもとに5月の品種別鉄鋼輸出入状況をまとめたところ、普通鋼の熱延コイル輸出は通商措置の影響によりEU向けで皆無が続く一方、アンチダンピング(反不当廉売=AD)措置の対象でない特殊鋼の冷延鋼板で引き合いが増加傾向にある。(カッコ内は前年同月比)