神戸製鋼所は現行中期経営計画(2024~26年度)の柱の一つにDX(デジタルトランスフォーメーション)を掲げ、蓄積してきた膨大なデータや人工知能(AI)を活用した業務変革に挑んでいる。中でも鉄鋼事業で大きく進化を遂げようとしているのが高炉の操業だ。 開発を進めているのが、AIが操業を高度に支援する「AI操炉」だ。加古川では、AI操炉の土台と...