鉄筋最大手の共英製鋼(社長・坂本尚吾氏)は21日、9月の鉄筋(異形棒鋼)販売価格を全事業所で前月比据え置きとすると発表した。電気代や燃料費、さらに人件費などのコスト高が続く一方、需要は低迷。電炉メーカー各社の生産量も少なくなり、減産コストも負担となって収益低迷への危機感が強まっている。同社は、今回は据え置きとするものの「これ以上の値下げ余地...