関西コイルセンター工業会と大阪鉄鋼流通協会(OSA)薄板部会は、6月の薄板流通動態調査をまとめた。マーケット環境は依然として厳しい状況だが、大型連休のあった5月に比べると稼働日数増などもあって多少荷動きは上向いた。全品種の総計在庫率は低下し、同在庫率は2カ月を下回った。 品種別の総計在庫率を見ると、熱延が1・95カ月(前月2・00カ月)、冷...