日本製鉄は店売り向けニッケル系ステンレス厚中板の7月契約販価を据え置きとする。 市場環境をみると、国内では一般プラント需要は盛り上がりを欠くが、造船関連は旺盛で、カーボンニュートラル関連の大型エネルギー案件や、既存インフラの改良や新設でステンレス鋼採用や二相鋼化の動きもある。 海外では、米国の関税政策やインドの強制規格拡大の影響が懸念される...