再編の波が東日本の建材流通業界にも押し寄せている。市場規模を表す年間鉄骨需要量は、平成バブル期に1200万トン台を記録したが、以降は縮小傾向をたどった。2023~24年度は400万トン未満と、最盛期の3分の1を下回った。関西では商社や大手流通による流通業者の系列化が進んだが、市場が大きい関東は持ちこたえてきた。だが近年は事業撤退やM&Aもあ...