東京製鉄は16日、7月契約の鋼材販売価格について全製品を前月比で据え置くと発表した。据え置きは2カ月連続。海外経済情勢の先行き不透明感は強く国内の荷動きは軟調で推移。小松崎裕司取締役常務執行役員営業本部長は「メーカー価格の浸透を図りつつマーケットにおける底値感醸成に期待したい」とコメントした。 同月の主な販売価格(ベース)はH形鋼がトン11...