線材製品協会が鋼線部会の鋼線メーカー13社を対象にまとめた2024年度の鋼線出荷量は前期比5・2%減の10万268トンだった。自動車関連など需要全般が低下し、3年連続で前年度割れとなった。下期(5万1470トン)は直前期比5・5%増、前年同期比3%減だった。 用途別では、家具シートが6・5%減の6093トン、建築関連が2・1%減の2967ト...