日本鉄鋼連盟が5月30日発表した普通鋼鋼材の需給速報によると、4月末の国内向け在庫量(メーカー・問屋在庫)は501万8千トンとなり、3月末に比べ3万8千トン増加した。増加は2カ月ぶり。4月の国内向け出荷量は前の月に比べ8%強減少。この結果、在庫率は179・3%(3月末は162・4%)まで上昇した。 国内向け在庫量が500万トンを上回ったのは...