中国地区の条鋼建材製品は弱含み展開が続く。東京製鉄が3カ月ぶりに鋼材販価の全面据え置きと発表したが、実勢価格はじりじりと下がってきている。各品種とも大きな値崩れは生じていないものの、足元は底入れ感がない。 肝心の需要も物件数が限られる中で、荷動きは振るわず、手持ち案件が少ないゼネコンは静観。目先も上昇材料が見当たらない中で、一部の地域や競合...