SC材(機械構造用炭素鋼)相場は弱含んでいる。トヨタ自動車の集購価格下落によりメーカーの販売価格が一部で下落しているほか、先行きの不透明感が強まったことで、スポットで安値が目立つようになった。現時点で中心相場に変わりはないが、今後どこまで流通が踏ん張れるかが焦点になる。 メーカー販価は下がったものの、流通の在庫簿価が下がるまでには2カ月以上...