前期は経常利益、純利益とも最高益を更新した日鉄物産。複合専業商社らしい「事業ポートフォリオの効果」と石原秀威副社長は説明する。 産機・インフラ事業は約30億円の一過性利益を除いても最高益に。米ヘッドレスト部品事業の黒字化やアルミの取り扱い増など実力ベースで稼ぐ力を高めている。食糧事業は鶏肉市況の悪化を高付加価値品のビーフでカバー。繊維事業は...