伊藤忠商事が2日発表した25年3月期決算(IFRS)によると、金属部門の純利益は前期比21%減の1783億6千万円となった。鉄鉱石、原料炭の価格下落が響いた。原料炭では、権益を持つオーストラリアの炭鉱の操業度低下も影響した。26年3月期は、同炭鉱の操業改善を見込んでおり、純利益は1800億円の計画。