日本電線工業会はこのほど、2024年度のアルミ電線出荷統計(推定値)をまとめた。各分野の合計量は2万4236トンで前年度比9%減。主力の電力向けは前年の水準を超えたものの、その他内需向けや輸出向けが大きく減少。総量は2年ぶりに前年割れへと転じている。 分野別の動向は鉄塔に敷設する架空送電線など電力向けが1万7746トンで同3・7%増、その他...