日本製鉄は国内の電縫鋼管事業を再編し、1日から新体制で始動する。子会社で専業メーカーの日鉄鋼管が手がけてきた建材鋼管の商権を日鉄建材に、残りの主に自動車向けとなるメカニカル(機械構造用)鋼管事業を日鉄本体に移管する。電縫鋼管の国内市場が縮小する中、グループ全体でより効率的な事業構造へといち早く変革。競争力を磨くことで市場シェアの維持・拡大を目指す。