東京製鉄は先週17日、4月契約販価について薄板類および異形棒鋼の値下げを発表した。該当品種などでは、今後の市況への影響が注目される。 異形棒鋼は横ばい。需要が乏しく、一部メーカーが目指す値上げは現行値を維持するので精いっぱいだ。流通の中では競合による安値に応じる扱い筋も出ている。先行きも新規の中小建築案件が少なく、販売量の回復は難しい。 H...