北関東の特殊鋼需要は引き続き振るわない。SC材(機械構造用炭素鋼)は引き合いの弱さから一部安値が出ている状況。工具鋼は販売量の減少が著しく、年明けから前年同期比で3割減っている業者もいる。産業用機械、自動車関連など総じて市場が低迷しており、回復の兆しは見られない。需要低迷の背景には輸入部品の台頭もあるもよう。扱い筋は「特に中国製の品質が向上...