関東地区でニッケル系ステンレススクラップのメーカー買値と湾岸価格がトン5千円の続落となった。値下がりは先月上旬以来1カ月強ぶり。市中発生は依然低調ながら、製品需要の低迷を受けたメーカー各社の減産でスクラップ需給にタイト感が乏しい。さらに為替の円高進行を受けたニッケル価格の下落も値下げ要因に挙げられた。昨年12月以降、下げ局面が続き、足元でニ...