東京製鉄は14日から関西サテライトヤードと岡山、九州工場の鉄スクラップ買値を引き上げた理由について「輸出対抗が目的」と説明した。米国産スクラップの台湾向け輸出価格が上昇。FOB換算でトン約4万3千円となるため、放置すれば日本産の輸出拡大につながる恐れがあると判断した。 一方、宇都宮工場は入荷制限を実施しており、田原工場など中部地区は中部鋼鈑...