新潟地区の異形棒鋼は横ばい調だ。中規模の物件の端境期であり、新規見積もり件数が少ない。これまでジリ安基調が続いており、地合いは弱まっている。春先以降も諸物価や労務費の上昇が想定され、メーカーは適正販価の形成へ値戻ししたいところ。 春先はマンション、設備投資が計画されるものの、工期の後ろ倒しで着工が遅れた分もある。 今後も人手不足により施工能...