日本の鉄鋼業界がまた新たな危機に直面している。中国による鋼材の過剰供給に端を発し、世界各国で通商措置が活発化している。日本はこの1年間で欧州、南アフリカ、トルコから、ホットコイルを対象に通商措置を受けており、直近ではインドに加え、日本と相互に鋼材輸出入のある韓国からも通商措置を提起されている。